プロジェクトSST公開
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プロジェクトSST公開

2018年10月10日(水)12:00 AM


ホームページ制作16周年になりました。リニューアルしてから6年目に入りました。アカミミは一旦クリアランスをしましたが、亀飼育は継続していますので、今後共ご愛顧くださいますよう、よろしくお願いします。
さて、「プロジェクトSST」を公開して欲しいという反響が大きかったので、本当は非公開としたかったのですが、満を持して公開します。
SSTの意味は、英名Saw Shelled Turtleの頭文字です。
和名は、「ノコヘリカブトガメ」と言います。
学名は「Myuchelys latisternum(Elseya latisternum)」※(属名は異論あり)ですので、「ラティス」と呼ぶ人もいます。最近では、フロリダEXPOやハムショーで買い付けされた個体が少数輸入されたので、ショップやイベントでご覧になった方もいるかも知れませんが、見た目はマニア好みの「古代亀」という感じです。まるで木を削り出して作った木彫工芸品のような甲をしています。頭に兜を被っているように見えることと、甲の縁がノコギリ状に鋭く尖っているので「ノコヘリカブトガメ」の和名がついています。オーストラリアの固有種ですので、国内へはEUCB・USCBのどちらかが輸入されます。オーストラリアからの持ち出しは無論厳禁です。
1枚目、2枚目の写真が♂で甲長17センチです。3枚目、4枚目の写真が♀で同じく甲長17センチです。♀は、2ヶ月で1センチほど大きくなりました。成長は割と早いほうかと思います。ベビーから育てるのは良いのですが、♂♀が揃わないとどうにもならないので今回は性別のわかる個体を揃えました。♂は、60センチらんちゅう水槽から脱走しようとし発見され確保、♀は、45センチらんちゅう水槽から脱走されて発見され確保したほどで、油断も隙もありゃしないです。これほど活動的な亀だとは思いませんでした。背の低い水槽でしたら難なく逃げられます。現在は、2匹ともまだ45センチ水槽にそれぞれ独居しており、逃げられないように蓋をしました。近々90センチ水槽でペアリング開始します。しかし、どれぐらいからアダルトサイズなのか良くわからないです。まだ幼さの残る顔つきをしていますので、甲長20センチ以上には最低でもしなければいけないのかなと思っています。最大甲長は28センチとそれほど巨大化する亀ではないみたいです。でも甲長28センチもあったら触るの怖いですね。国内CBは、まだいないみたいと書きましたが、10年以上前に成功しているようですが、その後出てきていないようです。情報が少なくて不確かですみません。
この亀、格好良いです。早く殖やせればいいなーと思います。



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