フロリダラベンダーアルビノくん登場!!
また、狙っていた個体を見つけてしまいました。存在していることは知っていましたが、それは数年前「ラベンダーアルビノ」というインボイスで入荷された「フロリダスッポン」です。その後長期間ストックされていた個体を某ショップにて発見し、縁あってうちのペットしてお迎えしました。甲長13センチの♂っぽい個体です。うちに連れてきた途端に配合爆食しています(※ちなみにビッグカーニバルを20本も喰いました)。この個体もきっと1ヶ月1センチ成長するでしょう。取り急ぎ今日届いたばかりの撮影用全面ガラス水槽に一時的に入れてみました。このコトブキ工芸の全面ガラス水槽は小さくて重いですが安くて綺麗です。下の水槽には、T+アルビノインドシナがいますので2ショットが撮れました。「フロリダスッポン」なので頭部が長くて鼻先も長くてシュっとしています。見るからに日本産と違いアメリカ産らしい顔つきです。これでT+アルビノ♂&T-アルビノ♀と「フロリダスッポン」のペアが揃ってしまいました。
しかし、この「ラベンダーアルビノ」って不思議ですね。幼体のカラーリングは、黄色に白い斑模様でした。腹側の色や手足の皮膚などの色が薄紫色でしたので「ラベンダーアルビノ」というインボイスになったのだと思われますが、その色からしてリューシスティック(白変種)ではないので、T+アルビノとするのが妥当なのだろうと個人的には思います。どうも「フロリダスッポン」のアルビノは、T+アルビノ、T-アルビノ共に幼体時には黄色に斑模様があるが、成長に連れて黄色が白くなり斑模様が色抜けしてくるような気がしています。
実は「ラベンダーアルビノ」は、ネットで画像を探すと成長していてもあまり白くなっていない個体が多いような気がしていて、当初購入予定ではなかったのですが、成体になって色が抜けて白く綺麗になっている個体を見つけてしまい、青亀購入希望リストに追加されて今回の急遽お披露目となりました。この個体は、某ショップのブログの画像で見たときは限りなく白かったので、真っ白な個体だとかなり期待していたのでしたが、ちょっと期待ハズレでした。斑模様が入っていますが、これから成長してもっと白くなってこの斑模様が抜けてくれることを望んでいますが、ラベンダー色のスッポンはユニークなので、このままラベンダー色の斑が残っても良いかなっと自分に言い聞かせています。
「ラベンダーアルビノ」として入荷したのも当時十数匹だったと記憶しています。今どれぐらい現存しているかわかりません。T-アルビノに至っては、過去にアメリカの爬虫類サイトで見た記憶がありますが、国内では今うちにいる個体しか見たことがありません。
T+アルビノとT-アルビノを混ぜたら危険な匂いがプンプンしますが、敢えてここはチャレンジしてみようかと・・・まだアダルトサイズではないので繁殖ラインには乗りませんが、将来的には折角ですので殖やしてみたいですね。「フロリダスッポン」は幼体時はノーマル個体でも充分綺麗ですが、見た目ノーマルヘテロだけですとテンションが下がります。こればかりは殖やしてみないとわかりませんが、もし殖えたときは、T+アルビノとT-アルビノの両方が出てきてくれることを希望しています。
さあ、これで次に狙うのは、T-アルビノの「インドシナオオスッポン」とT+アルビノの「シナスッポン」です。「インドシナオオスッポン」は、いつの間にやらワシントン条約附属書Ⅱ類になってしまったので今後入荷は少なくなるでしょう。T+アルビノ「シナスッポン」は、天然アルビノを譲り受けるしかなさそうです。天然アルビノを飼育されている方、どなたかお譲りください!!!